昨日は、3歳の息子を連れて吹奏楽のコンサートへ行ってきました。
今まで、騒いで迷惑をかけるんじゃないかと思って子連れでホールでのコンサート行くのはなかなかできませんでした。
最近は少しは大きくなったので思い切って近所のノバホールで行われるコンサートへ行ってきました。
一応前もって、主催の学校に電話して「3歳児を連れて行っても良いか?」を確認しました。
「あんまり出たり入ったり騒いだりされると困るけど、子供に音楽を聴かせるのは良いことなので来てください」と言っていただけました。
今回のコンサートは、牛久栄進と並木中等という茨城の公立学校の吹奏楽部の無料演奏会です。
前半と後半に分かれていました。
前半は、並木中等と牛久栄進それぞれのレパートリーをそれぞれ別々に演奏。
後半は、二つの学校が同じレパートリーを一緒に(100人以上で)演奏するというものでした。
トランペットやトロンボーンやフルートはラテンの小編成の演奏などでも聞くことができるのですが、ユーフォニアムやホルンやファゴットなどはあまり近くで聞く機会がないので新鮮でした。
太い音色の管楽器が途中から入ってくるととても迫力があり、場面がぐっと盛り上がって感じられるのが新鮮な体験でした。
家で映画のDVDを見ても感動するけど、同じものを映画館で見るとBGMや声優の声の振動や音に包まれる感じが、より楽しいのと似ていると思いました。
3歳の息子は曲の間は楽しそうでしたが、途中で入ったナレーションで騒ぎ出し、私に引きづり出されて号泣し外のベンチで二人でふて腐れるという醜い状況に一時は陥りました。
しかしなぜか「ここで帰ったら負けだ 無力感にやられる前に方法を考えろ 喰い下がれ自分」思った私。
息子に持ってきたおやつのリンゴとチーズケーキを与え、息子の号泣と自分の怒りを落ち着つかせたところで交渉開始。
「黙って座ってるの嫌だから、携帯の動画を観せろ」という息子のリクエストを聞いて、「ママは演奏が聴きたいんだから観るなら無音で観なさいよ」と交換条件を言い合意。
息子は、動画に集中。私は、演奏を楽しむことができました。
動画に集中していた息子も、演奏が始まると聞いていたり、度々ステージに登場する生徒さんのダンスや面白パフォーマンスに反応して「あ、かわいい〜」などと言っていました。
ちょっと無理やりでしたが、「コンサートに行く」という目標が無事に達成できて、私も満足でした。
二つの学校ですが、今後も演奏会があるようです。
茨城県立牛久栄進高校吹奏楽部 第26回定期演奏会
3月26日(日)牛久市中央生涯学習センター 文化ホール 入場無料
開場13:30
開演14:00
茨城県立並木中等教育学校吹奏楽部 第19回定期演奏会
4月22日(土)つくば市ノバホール大ホール 入場無料
開場13:00
開演13:30