ルピナスさん おすすめ図書

辛い時や希望を見失っていじけてしまいそうな時に私を支えてくれたのが「アリーテ姫の冒険」だとしたら、私に夢や癒しを与えてくれたのはこの「ルピナスさん」です。

これは絵本です。

優しい色使いの細やかな筆遣いの絵が、ただぼーっと眺めているだけで癒してくれます。

港町に生まれたルピナスさんは普通に育って普通に働く女性に育ちます。

そんな彼女がある日たびに出ることを思い立ち様々な国に旅をして世界を見て回ります。

一人の女性が自分の人生の中で働いたり旅をしたり暮らしたりする様子が、とても感慨深いです。

高校生の時にこの絵本と出会った私は、その後上京し、この絵本の内容に引き寄せられるようにアジア、ヨーロッパからラテンアメリカまでたくさんの国を一人で旅して回りました。

長崎で「女の子なんだから。危ないからどこにも行かなくていい。実家を継いでずっと長崎にいろ」と言われていた世間知らずの私が、そんな風に一人で世界を旅して回れるようになるなんて本当に奇跡のような話です。

人間のなんとなくの妄想やなんとなくの願いの力って本当にすごいです。

たとえ10年15年・・・時間がかかっても、ぼんやりと念じた希望はすべて、いろんな過程やきっかけを経て、最後は必ず叶うのです。

この願いを引き出してくれる(願いが生まれる)きっかけは、人それぞれ。

人との出会いで会ったり、本や、いろんな出来事なのでしょうが、なんにせよ日々の何気ない日常に転がっているのだなと感じます。

だから毎日の生活を大事にし、自分の心が惹かれるものを大事にし、その日その日をコツコツ生きていくことが一番面白い生き方につながる気がします。


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