筑波山の麓の小田の夏祭りに行ってきました。
東部の獅子と中部の神輿が対峙してメンチを切って押し合いへし合いするという祭りです。
獅子の髪の毛は川でとれる水草でできているそうで、この水草が最近あまりとれないらしく、集めるのに苦労しているそうです。
いつもは怖いもの知らずでやり放題の性格の息子が、この日は珍しく獅子にビビッて父親の足にしがみついて隠れて「いやー!いやー!」と言っていたのが面白かったです。
怖いけど、隠れながらものすごく集中して獅子や神輿の様子を見つめていました。
そして担ぎ手の人が、「わっしょいわっしょい」言うのを真似して自分も「わっしょい」言っていました。
町の人たちの楽しそうな様子が、とっても良かったです。
はじけるような元気な空気をもらえました。
押し合いへし合いして騒いだ後は、獅子もお神輿も自分の神社に戻って行って太鼓を叩いたりお祈りしたりして終わります。
神様が外出して楽しんで 家(神社)に帰っていくのを一緒に楽しんで見届けるなんて本当に粋だし、素敵な考え方。
その土地の神様と一緒に生きる日本人の生活って本当に豊かだと思います。
日本のお祭りっていいな〜。